コロナの影響で、3月から学校が臨時休校になり、毎朝学童保育で過ごしていた子ども達。自粛期間中は、日ごろ仲良くしている仲間が自粛で休んでいていつものように遊べなかったり、人数が少なくて遊びが十分に盛り上がらなかったりなど。日常生活の中で、手洗い・うがい・消毒・マスク着用が加わり、様々なところで活動が縮小されるなど、これまでとは違う生活を通して不安感を持ってしまう子もいました。
自粛期間中に子ども達のために何かやってあげられないかという思いで、プロの紙芝居師『たっちゃん』に相談したところ、「感染拡大の時期だから、ボランティアで無償で屋外での上演ならいいよ」と言っていただき、2020年3月12日に上演してもらうことになりました。
紙芝居は、参加型の演目もあり、クイズ形式の演目もあり、本当に面白くて、皆ゲラゲラと笑って、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。お天気も良く、庭で繰り広げられる紙芝居は、子ども達にとっても新鮮でした。こういった状況下で、紙芝居を見て大いに笑い楽しめたことは、子どもたちにとっても心安らぐ、心底嬉しいことだったように感じます。
『たっちゃん』本当にありがとうございました!
このことが天白区区内の他学童にも広まり、「うちも是非やってほしい」と名乗りを上げられた7学童の子ども達への思いがけないプレゼントになりました。
(2020年3月12日 撮影)